C通信 114: 暴力
サッカーワールドカップカタール開催までに、過酷な労働で6千人もの死者があったことは忘れてはならない。スポーツへの熱狂とカタール政府への批判は両立する。そのうえで2つのできごとが蘇る。 クロアチアのタフな戦いぶりが印象的だった。ユラノヴィッチ。日本がクロアチアに負けて前田が泣いていたときに、同じセルティックでプレイするユラノヴィッチが彼のもとに来て頭にキスをして声をかけた。「同じチームメイトであることを誇りに思う」と言ったそうだ。泣いてる前田に慰めの言葉をかける様子は世界中に…