アート&コミュニケーションゼミについて(研修会での発表から)
武蔵野美術大学が平成24年度のグローバル人材育成推進事業に採択されてから2年余が経つ。(タイプB(特色型)) 当初はその意味、意義をめぐって様々な意見も飛び交ったが、最近はいくつかの実践を通じてそれも落ち着いてきたように思う。以下にあげるのはそれに関連したひとつの授業をめぐっての、個人的感想も含めた経緯である。美術の制作現場からのこうした授業の試みはあまりないのだろうと思う。単なる英語の勉強でなく、アートの意味やコミュニケーションをめぐる問題として、多様性をさぐる論議…