C通信90 : ボディープロレス,あるいは死者のための肉体の奉納
かざらないプロレスはうつくしいにくたいがからみあったすがたはこうごうしくもあるプロレスラーはあいてとおしあいへしあいしながらかたちをつくるにくたいのあらゆるぶいをそうどういんしてあいてをぶちのめしながらきづかいあいてをだきしめながらなげとばしのうではくからだできりひらく
かざらないプロレスはうつくしいにくたいがからみあったすがたはこうごうしくもあるプロレスラーはあいてとおしあいへしあいしながらかたちをつくるにくたいのあらゆるぶいをそうどういんしてあいてをぶちのめしながらきづかいあいてをだきしめながらなげとばしのうではくからだできりひらく
第二章 死者の町 ネクロポリ Necropoli The necropolis was located on top of a small hill, and the area was quiet and still. A path floated through the empty space, and if you followed it, you would arrive at the entrance to Necropolis. Ahead of the rabb…
The Moon Rabbit was transferred to Earth. The plan was achieved, but there was one problem. The place where they were beamed to was a war zone, the area was riddled with shells and the earth had craters like those on the moon. The rabbits …
The spacecraft emerged as a three-dimensional oryzuru over the lunar surface. After landing, a fern-shaped antenna was set up to send the rabbit's shadow. 宇宙船は月面上空で3次元のオリヅル号となって現われる。 着陸の後、ウサギの影を送るためのシダ型アンテナが設置された。
第一章 月のウサギを運ぶ The moon rabbit is only a shadow, but because it is a shadow, it has substance. The plan is to transport the shadow in two dimensions to Earth and materialise it. The spacecraft will first go to the moon in two dimensions. 月のウ…
粒子の集合体としてしての人間、 物質の構成要素としての粒子の集まりがなぜ生命体となったのか? 意識は量子的宇宙に生じる物理的特質のひとつなのか? ひょっとすると粒子のひとつひとつが意識のようなものをもっているのではないか。 あるいは粒子であり波動でもあることが、生の始まりとなるのか? The human being as a collection of particles,How did a collection of particles as the building b…
コロナのパンデミックとともに始まったC通信がNo.83で完了し、その展示をすることになりました。サイトではすでに「C通信」としてアップしているものですが、約150点のドローイングと39000字のテキストからなり、会場では冊子とインデックスによって全体を見ることができます。展覧会詳細はこのサイトのNEWS、または GALLERY MoMo のサイトから。 《C通信ドローイング》の構造について 山本和弘 長沢秀之の《C通信ドローイング》の第一の特質は、焦点のボケた画像であるこ…
(つぶやき、または声に出して) かいかせき、せんりょくがん、れきがん、くろうんもかこうがん、せきえい、れきせいたん、かってっこう、かざんれき、ほるんへるす、きせきあんざんがん、さがん、けつがん、すいしょう、かっせき、ほたるいしはくうんも、じゃもんがん、ふがん、せきぼくへんがん、ぎょうかいがん、だいりせき、ほうえんこう、げんぶがん、りゅうもんがん、こうようせき、せっこう、ちょうせき、じてっこう、ねんばんがん、ぼーきさいと、おうどうこう、おうてっこう、きんこう、まんがんこう、む…
そこの人たちの眼はがらんどうで、そこから向こうの海の風景が見えた。 The eyes of the people there were blank, and from there I could see the seascape beyond.
宇宙人アセファールは地球の墓石に憧れた。生命をもった人間が墓石に化石化(!)するのを見て、恍惚となった。そうして自分たちも石になりたいと考えた。だから「宇宙人の墓」は死んだ宇宙人が弔われるものとしてよりは、彼らの未来への出発地点のようなものだった。彼らはここから地中に潜り、その物質となることで宇宙と繋がった。アセファールにとって石は無生物というよりは宇宙とつながる手だてのひとつだった。