C通信138:それを信じ、それを想うことが宇宙とつながっていたころのこと The Churning of the Sea of Milk, AMRITA

C通信138:それを信じ、それを想うことが宇宙とつながっていたころのこと The Churning of the Sea of Milk, AMRITA

神々とアスラ(阿修羅)は長く続く戦いに疲れていた。ヴィシュヌ神がブラフマー(梵天)に言う。

「神々とアスラの両者で大海を攪拌すれば、不老不死の霊薬アムリタを得ることができるだろう・・・」

そうして神々は、攪拌棒としてマンダラ山を引き抜いて海に運び、大蛇ヴァースキ竜王をそれに巻き付け、神々とアスラはその端を引っ張ってマンダラ山をぐるぐる回して大海を攪拌し始めた。