ティル・ナ・ノーグギャラリー
開廊記念特別記念グループ展開催 “Otherworld” 参加作家:長沢秀之 赤塚祐二 額田宣彦 森北伸
開廊記念特別記念グループ展開催 “Otherworld” 参加作家:長沢秀之 赤塚祐二 額田宣彦 森北伸
死者との対話は可能だろうか? 物理的には不可能であっても、例えば恐山のイタコのようにそこに対話の空間をつくることができないものだろうか。「心霊教室」のこだまを遠くに聞きながら、ドローイングと文章でその「対話」を試みたのがこの展示である。 展示は「私が生まれたとき、・・・」で始まる文章と、各人から提供していただいた写真をもとにしたドローイングからなっている。 文を書いた人たちは「ムサビる!」の学生であったり、私の友人であったりするものの、特別に選んだ人たちではない。また、…
「ゴジラと福竜丸〜想像力と現実」展が都立第五福竜丸展示館で始まっています。昨年この話をいただいたときに展示館を見に行ったのですが、60年余も経った船の存在感に圧倒され、ここで美術の展示をするのは不可能と思いました。船に何かをつけたりプラスすることさえ、それは一種の“ねじ曲げ“のようなものになってしまうと考えたからです。 船があるだけで十分であり、それを見るだけでそこに来た甲斐がある、そこに何をプラスするのか?こうした疑問が頭をめぐりなかなか展示の糸口と意味を見いだすこと…
「ゴジラと福竜丸〜想像力と現実」展が始まりました。25日 (日)には朝からゴジラの足跡の穴掘りがあり、集まった人たちで数十センチの深さの足跡を掘りました。 途中冬眠中のゴジラならぬ蝉やカナブンの幼虫が出てきたり、動かせない大きさのコンクリート材が出てきたりしましたが約3時間の奮闘の末、なんとか巨大な足跡が出現しました。 からだを使い、自然にあるものに手を加え、別の価値を生み出すことは労働の基本であり、制作の基本です。ささやかながらその一端に触れ得たことを参加者の皆さんと…
「大きいゴジラ、小さいゴジラ」は2012年8月の「ムサビる!」の展示ではじめて発表されました。その後場所を変え、2013年3月に川越市立美術館で同名の展覧会、9月には原爆の図丸木美術館で「第五福竜丸ゴジラ1954→2014」展の主たる企画として展示され、今回の第五福竜丸展示館での展示となりました。その都度展示内容に変化を加え、その美術館の特徴をふまえた展開となっています。この展示は長沢秀之が企画し、武蔵野美術大学の学生たちが制作に参加するというかたちになっています。その根…
さて今度は私自身の展覧会のお知らせです。 11月8日(土)から29日(土)までギャラリーモモ 両国での展示となります。 初日のオープニングレセプションは18:00〜20:00まで。 展覧会名は「絵画のなかのあらゆる人物は亡霊である」そのコンセプトは展示情報覧(Exhibitions)に掲載してあるのでご覧ください。油彩7点とドローイング約20点の展示となります。
絵画のなかのあらゆる人物は亡霊である。それは死者の像である。 なぜ絵画がそこに亡霊を呼び込むことになるのだろうか? なぜそこに死者が出現するのだろうか? 夢幻能において、亡者は橋懸かりをへて能舞台に出現する。橋懸かりとは言うまでもなく、この現実とあの世との境にあるものだが、絵画の構造もこの橋懸かり的な意味を持つ。 木枠とキャンバス・・・白い下地が塗られた表面は、この現実が続く境目の位置にあり、そこから先、キャンバスの向こう側は誰も知ることはできない。それはあたかも橋…
原爆の図 丸木美術館での「第五福竜丸ゴジラ1954→2014」展の展覧会評が出てきたので その一部を紹介します。ここに上げるのは順に朝日新聞、東京新聞、中国新聞の順です。その下の 写真は今回の展示のメインとなる「ゴジラの逆襲」。美術館の高い壁面に掛かる小さいゴジラが下の 鏡に向かって落ちてくるようなイメージです。壁面には大きなゴジラの顔が描かれ、その線上に小さい ゴジラが引っかかっているという状態。大きいゴジラがあってそこからまた無数のゴジラが生まれた という今回の展覧会の…
9月13日(土)から丸木美術館でゴジラの展覧会が始まる。 正式な名称は「第五福竜丸 ゴジラ 1954→2014」で会期は11月15日(土)まで。学芸員の岡村さんが川越市立美術館での「大きいゴジラ、小さいゴジラ」展を見、九月に予定していた展覧会に展示しないかというお話をいただいた。丸木美術館といえば、丸木位里さん、俊さんの原爆の図で知られているが、私の好きな丸木スマさんの絵も多数展示されている。展示の巡回の可能性も考えていたこともあり二つ返事で了承した。 粟津潔さんの…