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2012 Nov 11 | 未分類
大学の交流で上海に行ってきました。(旅ムサin Shanghai ) 上海には強烈なリアリズムがありました。といってもそれは描き方のリアリズム(写実主義)ではなく、社会のなかでアートがいかにして生き抜いていくかという・・・
2012 Nov 04 | 日常
わたしの個展のあいだに宇佐美圭司さんが逝去されました。宇佐美さんはわたしに「ムサビに来ませんか?」と言ってくれた人で、そのときの電話は今でも覚えています。丁寧さと率直な話し振りに、はじめは学生かと思ったものです。 そ・・・

2012 Oct 16 | 未分類
展示会場にて Tさん:長沢さんの今回の展示を見てスペインであった80代のおばあちゃんのキリスト像修復記事を思い出したのだけどどう思う? ながさわ:あれはよかった。ぼくもあの記事を読んでコンセプトが同じだと感じたよ。絵がお・・・

2012 Oct 07 | 美術関連
ギャラリーモモでの長沢秀之展が始まりました。昨日がそのオープニングだったのですがギャラリーの杉田さんの求めに応じて簡単な作品の説明をしました。油彩は大きく分けて次の3つに分かれること、 ○誰かわからない人が描いた模写作品・・・

2012 Sep 29 | 日常
“てぬぐいをやりませんか”という注文が大学の出版局からあり、おもしろそうなので引き受けました。だるまの「大小」やアヤメの「大小」などいろいろ描いたのですが、最終的にこの「スターフラワー」(ボリジ)になりました。気に入って・・・

2012 Sep 19 | 未分類
ギャラリー発表の展示紹介に“4年ぶりの個展”という文字があり、われながらそんなに経ってしまったかと驚いています。最初の数年は母の介護に明け暮れて作品をつくる時間がかなり少なくなったのですが、時間がないときにいつもやれる・・・

2012 Sep 11 | 展示コンセプト
イレズミはたぶん痛い。 刺されたボディは痛がっている。それでも皮膚はそこに新たな絵が刻まれることを待ち望んでいる。それは生まれたままのものではなく、ゆがんだ表面を獲得する。 過去の「名画」にイレズミを・・・

2012 Sep 09 | 展示コンセプト
この展示(*注1)は「大きいゴジラ」と「小さいゴジラ」でひとつの教室を埋め尽くす、というものです。 「大きいゴジラ」は、1954年の映画「ゴジラ」*(注2)を もとにしています。戦後まもない時期につくられたこの映画・・・

| カタログテキスト
俵屋宗達と本阿弥光悦による「蓮下絵百人一首和歌巻」という江戸時代の名品がある。宗達が蓮の葉や蕾、花などを描きそのうえに光悦が小倉百人一首の和歌を書いたものである。ふたりの共同作業による傑作としては「鶴下絵三十六歌仙和歌巻・・・

| 展示コンセプト
「不忍池図」小田野直武 “これは空なのか、それとも地(背地[バック])なのだろうか 小田野直武の「不忍池図」*1を見たときの衝撃は今でも忘れることはできない。「不忍池図」には“おくゆきはなぜできるのか・・・