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都市はまるで墓のようだ。 おれたちはそこをさまよい歩いた。何日か歩いたすえに町をはずれ、塔のようなものがいくつも建っている場所に行き着いた。そのひとつの塔のそばまでやってくると、それが紙の束を積み重ねた山の・・・

2020 May 08 | C通信
****ウィルスは、必ずなにか生物の細胞に感染しないと増殖しないので、普通は生命にいれません。最近の研究から、ウィルスの起原がわかってきました。ウィルスもその昔は生物でした。ある種の生物が他の生物・・・

2020 May 02 | C通信
ひとウサギの部屋の前で、“ボディがない”という理由でそこに入ることを拒絶されてしまったおれたち。そうしてここは、死者が本当に死者になるための準備の場所であることを知った。 ところで“バラを見る”とはどういうこ・・・

2020 Apr 26 | C通信
再びコロナスーツを着たひとたちがいた街に入る。ところが今回はあまり人がいない。「28日後…」のロンドンの街のように… ここでは政治というものが医療崩壊以上に壊滅的な様相を見せていた。・・・

2020 Apr 23 | C通信
Gladiator…Colosseo… 剣闘士同士が闘う闘技会の前に、闘獣士が登場し、さまざまな方法で野獣を殺す「野獣狩り」がおこなわれた。互角の闘いには観客も熱狂した …しかし、絵・・・

2020 Apr 21 | C通信
一緒に行動してきた友人は、私を死者の国に導く水先案内人のような存在だということがわかってきた。彼の祖先は、17世紀の日本の鎖国令によってマカオに追放されたポルトガル人と、当時のアジアにいくつかあ・・・

2020 Apr 17 | C通信
covid-X で飛んでしまった記憶を少しでも組立てなおそう。たしか乗った飛行機が不時着して友人と脱出したはずだが・・・・ひょっとしてそれは墜落だったのでは?そ・・・