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サイ・トゥオンブリの写真と霊媒、あるいはモネとケリー

2016 Aug 27 | 日常 美術関連

  昨年、NYに行った際にたまたま見たハードカバーの画集に目が引きつけられた。「モネとケリー」というClark Art Instituteの展覧会カタログで、それは今から14年前にパリで見た「マチスとケリー」と・・・

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栃木県美にヒュー・スコット=ダグラス展を見に行く

2016 May 23 | 美術関連

   ヒュー・スコット=ダグラスの展示を栃木県立美術館に見に行く。  倒産寸前の映画館から買い取ったという35㎜劇場映画の予告編映像の断片に手を加えた映像が薄暗い会場に一枚ずつ映し出される。映画という物語の一コ・・・

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モランディとAI

2016 Mar 30 | 美術関連

     私たちの知覚は、AI(人工知能)の登場によってどう変わるのだろうか?人間でなければできないような知覚方向にシフトしていくのか?それとも知覚の初期 化を反復するのだろうか?そもそも私たちの知覚・・・

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2016年3月18日武蔵野美術大学

2016 Mar 18 | 未分類 美術関連

卒業式の教員祝辞を述べることになりました。ちょうど5年前の今日、卒業式が中止になり、油絵学科の挨拶をしたのが私でした。それがまた別のかたちで巡ってきたのもなにかの因縁でしょう。以下にその全文を載せます。    ・・・

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「遠いこの惑星は私たちの場」(2016年卒、修了制作から)

2016 Jan 22 | 美術関連

  この場所の、この惑星で起っていることの意味を考えながら、美術大学という場の新たな生成物を見て回る。私は過去に“サイボーグの夢”という展覧会を企画したことがあり、いつも作品をSFの文脈のなかに置いてみる癖があり、そう見・・・

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ドローイングとことば−1

2016 Jan 08 | 未分類

 私が生まれたとき、わたしはいも虫のようだった。    呼吸をしながら声を上あげ、声をあげながら呼吸をした。それがわたしのすべてであって、身動きもままならないいも虫のようだった。まだ、からだというものがなく、た・・・

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奄美の対話

2015 Dec 28 | 日常 未分類 美術関連

 12月の半ばに奄美に行った。 「対話」*(註1)の奄美版の可能性を調べるためで、大学の同僚の三澤教授とともにあちらこちらを回ってきた。(三澤さんは今年の夏に「ムサビる!」で学生を引き連れ黒板ジャックを実施、その報道で奄・・・

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“リアル”はどうして遠いのか?ー藤田嗣治、全所蔵作品展示から

2015 Nov 14 | 未分類

 随分前のことだが、若い友人に、生きている実感がもてないのでSMクラブに通い“女王様”に痛めつけられてそれを得ている、という人がいた。お金を払ってまでそうせざるを得ないことにショックを受けたが、今の社会のなかで若い人間が・・・

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「Le Meraviglie」(夏をゆく人々)、ヴィヴィアン・マイヤー、そして失敗について

2015 Oct 25 | 展示コンセプト 日常 美術関連

  「・・・この世界は終わろうとしている」このことばひとつで映画は俄然輝いてくるのだった。映画Le Meraviglie(メラヴィリエ=不思議、奇跡、驚き。ちなみに日本語版題名は「夏をゆく人々」)の主人公の父がテレビに映・・・

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モネは何を見た?ー晩年の連作をめぐって

2015 Oct 06 | 美術関連

  モネはジヴェルニーの庭がどのくらい見えていたのだろうか? 今回のモネ展には、1923年に白内障の手術をしたあとの視覚異常を矯正するための眼鏡が展示されているが、ここにリアルな説明が加えられている。そこには「・・・

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