C通信 116: 虐殺 Genocide

C通信 116: 虐殺 Genocide

アセファル「にんげん人は敗北したんだ。脳が肥大化し、さらにそれを世界につなげようとした。その最先端のスーパーコンピューターだって結局計算とその早さを競って開発しているだけじゃないか。その果てに生成AIをつくって、ますます脳の支配を強めようとしている。そこにはボディーがない。いや、だからボディーがなくなったんだ。見てみな・・・スイッチボタンひとつで大量虐殺を平気で実行しちゃうんだ。

死んでいくにんげん人たちは、ずたずたにされた肉体でそういうにんげん人に抗議しているんだよ」