「ニューウェーブ 現代美術の80年代」
関西の国立国際美術館では11月3日(土)から来年1月20日(日)まで「ニューウェーブ 現代美術の80年代」が開かれている。趣旨にあるように“1990年代、2000年代と下るうちに、どのように変化していったのか”が見れるといい。 80年代は絵画の“解禁”があり、90年代、00年代と絵画はフォーマリズムをステップにすることでひとつの隆盛を見たが、10年代、とりわけ日本では2011年以降、芸術としての根拠が希薄になっていったように思える。絵画=芸術はすでに成り立たない。絵画は今…