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2020 Dec 31 | C通信
高レベル放射性廃棄物の行方はまだ決まっていない。地中深くにうめられて10万年後にようやくその放射能がなくなると言っても、そのときここにひとがいるのかどうか、それさえもわからない。その・・・

そこは半島の突端のようなところだった。崖と浜に挟まれた下り坂の道を進んでいくと上り坂になって町に入るようになっている。ぼくと宇佐美さんはいまスクーターに乗って突端にある町・・・

コロナ禍のなかでは時間が倍速で飛んでいく。10月に入ってようやく車で横浜に行き、ヨコトリを見ることができた。今年はビデオ作品が充実していた。パク・チャンキョンの「遅れ・・・

2020 Dec 01 | C通信
永い眠り…ほとんど死と変わりないような眠りのあとに、そいつは自分が植物になっていることに気がついた。移動はできないが上は光に向かい、下に熱を感じていた。それは太陽とマグマ・・・

C通信総覧⇒https://nagasawahideyuki.net/news/2825.html

ようやくそれを登り切ると、目の前には波?…さかさの波のようなものが現われた。 股のぞきをしてみると、たしかにそれは浜に打ち寄せる波だった。 ・・・

いつのまにかオレひとりになっていた。天井を這って進んだ友人はもういない。そうしてまたもやひとウサギのあのこたつにたどりつく。そのひとりが手招きをしてこたつに入るように誘った。そこに足を入れた途端、からだがく・・・

佐々木敦さんの『批評王』が出ました。(工作舎出版) 扱っている分野は思想、文芸、音楽、映画、演劇からアートまでと多彩。思うに佐々木さんはおっそろしく高性能でスピードが出るタイムマシンをもっている。実はぼくも・・・

カタカタと機械音がした。もう一度その夢の光景を追おうと眼をつむると、真夜中のがらんとした一室で眠っている自分がいた。その自分が見ているのか、その部屋の窓で起こっていることなのかはっきりしないが、猿たちが音も・・・