Gallery Momoでの展示終了

Gallery Momoでの展示終了

2012年12月2日

 ギャラリーモモ 両国での個展が終わりました。

 今回は小品をふくむ油彩作品26点を展示したのですが、画廊の手前の大きな空間と、奥の天井梁のある小さい空間を組み合わせて思うように使うことができました。あらためてこの空間の広さとおもしろさを感じたところです。

 私の尊敬する長澤英俊さんらアーティストが多く来てくれたのも今回の特徴でした。ここに提示した写真は画廊での展示風景。それからもうひとつは作品(小杉放庵の風景習作をもとにしたもの)を斜めから見た写真です。モダニズムの原則からすれば絵を斜めから見て写真にするなんてとんでもないことになりますが、絵をつくっている時はこのような視点や、そばで見る、離れて見る、20メートルも離れて見る、といったことはごくふつうにやっていることなのでこれも載せました。絵を体験することは画像で見ることとは全く違います。

「放庵の風景習作と点」2012(斜めから)
「放庵の風景習作と点」2012(斜めから)

 それでもこれもひとつの画像であることには違いがなく、表面の肌合いなどはわかりません。やはり画廊に来てもらうしかないのです。