「絵画のなかのあらゆる人物は亡霊である」

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 さて今度は私自身の展覧会のお知らせです。 11月8日(土)から29日(土)までギャラリーモモ 両国での展示となります。 初日のオープニングレセプションは18:00〜20:00まで。 展覧会名は「絵画のなかのあらゆる人物は亡霊である」そのコンセプトは展示情報覧(Exhibitions)に掲載してあるのでご覧ください。油彩7点とドローイング約20点の展示となります。

丸木美術館「ゴジラ」展の反響、ゴジラの逆襲

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原爆の図 丸木美術館での「第五福竜丸ゴジラ1954→2014」展の展覧会評が出てきたので その一部を紹介します。ここに上げるのは順に朝日新聞、東京新聞、中国新聞の順です。その下の 写真は今回の展示のメインとなる「ゴジラの逆襲」。美術館の高い壁面に掛かる小さいゴジラが下の 鏡に向かって落ちてくるようなイメージです。壁面には大きなゴジラの顔が描かれ、その線上に小さい ゴジラが引っかかっているという状態。大きいゴジラがあってそこからまた無数のゴジラが生まれた という今回の展覧会の…

ゴジラ展のポイント

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1、小さいゴジラは2011年3月11日に生まれた。小さいゴジラは見えない。 見えないこと、見えないものを想像する。 (わたしにとっては小さいゴジラとは3.11の福島原発事故で飛散した放射能であり、この災害をもたらしたわたしたち自身の姿でもある。小さいゴジラはわたしたち自身のうちに棲まうものなのである。かつての大きなゴジラは建物を破壊しまくったが、今のゴジラは家のなかにいる。ゴジラがその地下室に小さくなってじっとしている作品があるのはそのような意味がある。あるいは映画のゴジラ…

川越市立美術館「大きいゴジラ、小さいゴジラ」展 チラシ兼ポスター

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「大きいゴジラ、小さいゴジラ」展が2月25日(火)から始まりました。チラシのコメントは、前回いち早く感想を寄せてくれた横浜美術館の天野太郎さん、栃木県立美術館の山本和弘さん、それから美術批評の椹木野衣さんにお願いし、関係者として「ムサビる!」代表の三澤一実さん、12年の展示会場となった中学校の先生だった山田猛さんにも一文を寄せてもらいました。またこの展示の”コンセプト”は展覧会情報欄に、”展示の経緯”はブログ欄にあげましたのでご覧下さい。

「心霊教室」冊子完成

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「心霊教室」の冊子が完成しました。デザイン、編集は「大きいゴジラ、小さいゴジラ」の時と同じ鈴木壮一さん。ドローイングとそれにつける文章をいかに組み合わせるかがポイントでしたが、彼はA4サイズの画集をつくりそれをふたつに切って分解し、さらにそれを帯と本体として組み立てる方法を考えてきました。  そんな作り方があるのかと思いましたが、制作のコンセプトはそのまま出るから問題ありません。予算的にも節約型ですがその分手間がかかります。鈴木さんは製本技術も持っているからそこにお任せする…

リニューアル

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ホームページをリニューアルしました。枠組みを取ってシンプルにしたので見やすくなったと思います。つくってくれたのは保坂毅くんというムサビ油の卒業生。彼は神奈川県立近代美術館(葉山)の「プライマリーフィールドⅡ」展にも選ばれた若い作家です。わたしは彼の作品が好きで2点ほど買ってもっていますが、シンプルながら微妙に違う表情を見せてくれます。詳しい情報は以下のURLを参照してください。 http://takeshihosaka.net/

『心霊教室』チラシ,出版案内

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 このチラシをつくったデザイナーの鈴木壮一さんが最近の出版案内を立ち上げてくれました。今後このページも充実させていきます。nagasawahideyuki.tumblr.com    

展示延長のお知らせ「WATERCOLOR on Paper」

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この展示は本日6日(土)をもって修了しましたが、画廊のご好意で7月中は予約受付にて見ることが可能になりました。詳しくは画廊のHPをご覧下さい。   www.redandblue.jp 以下は開催時の案内文です。 水彩の個展が始まりました。この展示のコンセプトはすでにブログにアップしていますが、「ぼんやりとくっきり」です。これも言葉を換えれば「おくゆきと表面」と言うことができるかもしれません。丸い点を渦巻き状に大から小、小から大へとおいていくとぼんやりとした薄い色がすっと引き…

再び山田さんのこと

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 東京国立近代美術館の中林和雄さんが書いた研究紀要所載の「山田正亮 life and work−制作ノートを中心に」がおもしろい。山田さんの文章は解読しがたく分からないことが多いが、今回は中林さんの紹介と的確な抜粋もあって、山田さんの生のことばが聞こえてくる。ドローイングとともに丹念に読みとられたノートのことばからは“誰も知らなかった画家”の像が浮かびあがってくるようだ。 •「色彩のくりかえしのことは本質あるいは生である」。 •「描くことの本質に屈する・・平らな塗りを重ねる…

「大きいゴジラ、小さいゴジラ」リプリント版

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ゴジラ冊子がリプリントされ、「ムサビる!」記録集の付録として美術、教育関係各機関に配布されました。来年の川越市美術館での「大きいゴジラ、小さいゴジラ」企画も進行中です。 どこでもその地域のひとや組織とともにこの企画を実施したいと考えています。参加者も募集中です。