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Archives - 2013

蔵と現代美術展ー川越

美術関連 2013 11 16

 地元の川越で「蔵と現代美術展」ーキラキラヒカルーという展示が開かれている。キュレーターが長谷川祐子氏ということで興味津々見にでかけたが、期待に違わずおもしろい展示であった。  仲町観光案内所での荒神明香は事故現場で拾っ・・・

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絵の始まり「ターナー展」

美術関連 2013 11 16

 今回のターナー展では“絵の始まり”を見ることができる。 「カラービギニング」といわれる一連の水彩の習作があるが、それは油彩作品をつくるための習作であって発表を意図してつくられたものではないらしい。が、この一連の作品が今・・・

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つくること、バカやること

日常 2013 11 16

 うーん、やっぱつくることはバカやることだな! バカになる、ってことじゃなくてバカを平気でやる。これはなかなかできないよ。だってそんなことやってもばかばかしく思ってしまってどうしてももっとまともに考えてしまう。  ばかば・・・

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「猫(争闘)」

絵と絵の距離 ー「戦争/美術」展から

美術関連 2013 10 16

 絵画の距離(見る時の)についてはすでに2013/3/15のブログでとりあげたが、絵と絵の距離については今回が初めてである。こんなことを考えたきっかけは神奈川県立近代美術館で開かれていた「戦争/美術」という展覧会を見たか・・・

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下道くん、神ちゃん

未分類 2013 09 24

 このところ自分のクラスから出た人をとりあげる機会が増えていますが、これは情報がもっとも入ってくるのでそういうことになっています。  今回は下道くんが愛知トリエンナーレと森美術館「六本木クロッシング」に作品が出品されてい・・・

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金城くん(すばる文学賞)、中野くん(モントリオール映画祭)のこと

未分類 2013 09 15

 美大はおもしろい。  もしも宇宙人(地球外生物)が美大に不時着したらその生きものたちはなんと思うだろうか?何か役立つものをつくるところでもないし、かといって想像の世界だけのものでもない。  ここはいったいなんなんだ!と・・・

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菅亮平と河合真里の展示(トーキョーワンダーサイト)

美術関連 2013 09 06

 久しぶりにトーキョーワンダーサイト本郷に行く。長沢クラス出身の菅亮平と河合真里が3階、2階で同時に展示している。こんなことは滅多にない。偶然そうなったらしいのだが、ふたりとも今までの作品は見ているので興味をもって見に行・・・

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「波戸岬のゴジラ」ーワークショップ in 佐賀ー

未分類 2013 08 21

波戸岬に行ってきました。  佐賀県の美術教員が主催する美術・工芸講座に参加するためです。 県の美術・工芸高校の学生を対象に7時間(!)のワークショップをやるということや、場所が「波戸岬青少年自然の家」という研修施設という・・・

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『心霊教室』

美術関連 2013 08 04

    「ムサビる!」への参加は今年ですでに3回目、教室で展示するおもしろさに目覚めてしまったのかもしれない。美術館でも画廊でもなく、ましてや展示空間でもない教室での展示はそこの“場”ならではの展示と発想を必要・・・

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「熱波」(原題『タブー』)あるいは「現実と幻影」について

美術関連 2013 07 26

 ポルトガルが気になる。時代から取り残されたようなリスボンの夜の街。鈍く光ったレールが暗い街角に曲線を描き、そのかなたからごとんごとんと古びたトラムが走ってくる街。夜の街の料理は魚がよい。ヨーロッパの他の国々ほどに脂っこ・・・

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たまにはクジャクを解放しろ!

日常 2013 06 20

 「たまにはクジャクを解放しろ!」というのはなかなかいいことばだ。クジャクがいつも鳥小屋のなかに飼われていることをさしていっているのだが、かつてのピーコックレヴォリューション(*注1)を想起させ、しかもちょこんと“たまに・・・

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「画家の晩年の作品はなぜ狂気をはらむのか?—ティツィアーノ展」

美術関連 2013 05 18

 たとえばカラヴァッジョなら、その絵を見て「現代」を感じることができる。絵画でありながら映像的、しかも現実感があることが400年以上の時を経ていながら、それを現代的なものにしているだと思う。  しかしティツィアーノはどう・・・

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日常に侵入する「ホーリー・モーターズ」

日常 2013 04 24

 レオス・カラックスの「ホーリー・モーターズ」を見た衝撃がおさまらない。  “「日常」に侵入する映画”と言うべきか。  映画はドキュメンタリーでない限り、フィクションであり虚構の出来事なので、現実生活の日常とは一線を画し・・・

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ベーコンの犬の絵

日常 2013 04 05

Y: ベーコンの犬の絵、見た? H: あの絵すごい、いいよね。マイブリッジの写真をもとにして描いているようだけど、時間を停止させた写真の反対をいくようで、延々とこの時間が続いていくような恐怖があるな。映像に近い感じもある・・・

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皮膜9「membrane9」

絵画の距離

美術関連 2013 03 15

 絵をつくる時の距離、これは絵を見る時の距離でもあるのですが、これに関しての論はあまり見たことがありません。山本和弘氏がわたしの絵画に関して書いた論文『無限層の絵画、あるいは豊かな絵画』がそのことに関して言及したのが20・・・

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3年間かかった絵

美術関連 2013 03 03

  この絵は2009年に始めたものですが、完成までに3年間とちょっとかかってしまいました。と言ってもその間これにかかりきりというわけではなく、一年経って加筆、また少し経って加筆をして、できたのが2011年になっ・・・

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五美大展講演会「今、社会と美術を考える」

美術関連 2013 02 26

 五美大展の最終日、2月24日(日)に国立新美術館3階講堂において「今、社会と美術を考える」というシンポジウムが開かれました。今年の展示の幹司校が武蔵野美術大学ということで、美術系の学科が中心となって決めたテーマです。モ・・・

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『精神世界、物質世界』、『博士の異常な愛情』

日常 2013 02 16

 桜沢如一の「無双原理・易」には次のことばが出てくる。 「西洋人は、東洋人にとって地理的には反対の世界、すなわち裏側に住むばかりでなく、思想的にも反対の世界に住んでいる。われわれ日本人が空気のように感じている精神世界は、・・・

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エル・グレコ展

美術関連 2013 01 30

 絵画は可動だから、その場特有の、その場でなければあり得ないということは基本的にはあり得ないのだが、グレコなどやはりその生きた土地トレドで見なければ意味がないという偏った考えをわたしは持っていた。だから日本でやっているの・・・

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ピカソ

2010年「罪と罰」「C’est la vie!」「カラヴァッジョ」展のこと

美術関連 2013 01 22

「Crime & Châtiment」(罪と罰)展、「C’EST LA VIE!  VANITÉS DE  POMPÉI À DAMIEN HIRST」(セラヴィ、虚無、ポンペイからダミアン・ハーストまで)展、「・・・

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ムサビ卒展ーひとつの視点(展示は終了)

美術関連 2013 01 19

ムサビ卒展が始まりました。現場からそのいくつかを取り上げます。  下野薫子の絵画からは、展示空間にいい風が行き渡っているような印象を受ける。今までの試行錯誤を吹っ切って最後はあっさりと“いい瞬間”を捕まえた。このように絵・・・

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