江田島部分1 コピー コピー

 

 9月の展示が間近。2013年の「心霊教室」、14年の「絵画のなかのあらゆる人物は亡霊である」の延長上に今回の展示がある。展覧会の名前は「未来の幽霊」。

 亡霊とは必ずしも過去からのものではない。現在を生きる誰もが未来の幽霊となるだろうし、未来の時間からやって来る幽霊もいる。いやそうした時間の区分け自体が意味をなさないものなのかもしれない。「未来の幽霊」という題は、絵から見えてくる感情を言葉にしたもの。昨年、栃木県美の山本和弘さんにアトリエに来てもらい、作品を見せてテキストの執筆依頼をした。もうひと方の執筆者は佐々木敦さん。彼の著「未知との遭遇」を読みお願いした。佐々木さんはこの6月に作品を見に来て、すぐに「視線の幽霊」という文を書いてくれた。お二人の文章はそれぞれ違った方向から絵のことを語っていて興味深い。これにわたしの「未来の幽霊」のステートメントが加わり、現在美術館スタッフらとカタログ編集作業中である。ムサビのリンクはこちらから⇒ http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/11125

 美術館1階のアトリウムで風景シリーズの旧作3点を展示、展示室2で「心霊教室」や「わたしが生まれたとき・・」奄美篇のドローイング、2階の展示室3で「未来の幽霊」の展示となる予定。

 

「1930年、江田島教法寺家族」 コピー